圧迫骨折のリハビリテーション〜理解と実践〜

みなさんこんにちは!
今回は勉強シリーズの第一弾として、特に高齢の方に多いと言われている「圧迫骨折」の発生機序、リハビリについて簡単にまとめました!

ぜひ最後まで読んでいただき、怪我の理解・予防に繋げてもらえると幸いです。

圧迫骨折について


圧迫骨折後のリハビリ支援について高齢の方に多い「圧迫骨折」は、尻もちや転倒がきっかけで起こるだけでなく、咳やくしゃみ、ちょっとした動作でも背骨にヒビが入ることがあります。
骨折後は痛みのために動けなくなり、安静が続くと筋力低下や寝たきりのリスクも高まってしまいます。
訪問リハビリでは、そうした骨折後の回復と自立支援のために、以下のような取り組みを行っています。

◆実際のリハビリ内容


・痛みに配慮しながらの起き上がり・立ち上がり練習
→背中への負担を減らし、無理なく動ける動作を一緒に確認します。
・装具(コルセット)をつけた状態での動作練習
→正しい姿勢や歩き方を練習し、日常生活の中で安全に過ごせるよう支援します。
・体力・筋力の維持を目的とした運動
→寝たままでもできる軽い体操などから、徐々に動作を広げていきます。
・再発予防の指導
→ 骨を守る姿勢・動き方や、転倒しにくい環境づくりなどを一緒に考えています。

圧迫骨折は、早めの対応と少しずつの運動が回復のカギになります。
ご本人の「また動けるようになりたい」という気持ちに寄り添いながら、安全に進めていくことを大切にしています。

◆実際にやってる運動例


腹圧呼吸 
【なぜ腹圧呼吸やるのか】
腹圧呼吸は、腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群からなる「インナーユニット」を連動して働かせ、体幹を内側から安定させるための運動です。コルセットのような役割を果たすこの筋群を活性化することで、骨折後などで体幹の安定性が個下している方でも、負担が少なく安全に体幹を支える力を高めることができます。

【やり方】
姿勢:寝た状態でやると良い🙆🏻‍♀️
①鼻から息を吸いながらお腹を膨らませる。(3-5秒かけて)
②お腹を凹ませながら口から息を吐く(5-8秒かけて)
ポイント💡
腰が反らないように気をつける。
胸式呼吸にならないように気をつける。(肩すくめないように)

以上、圧迫骨折についてと圧迫骨折を受傷された方へのリハビリの紹介でした!

圧迫骨折後の痛みで悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください🙋‍♂️

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